2025年6月、TAKIGAHARAの敷地内に、完全貸切制のサウナ施設「TAKIGAHARA SAUNA」がオープンしました。
草原の中に佇むサウナ小屋は、隈研吾建築都市設計事務所が全体設計を監修。石川の風土に根ざした素材と建築美が融合した、静謐で力強い空間です。サウナ専門チーム「サウナイデア」が監修を手がけ、自然との一体感や深いリラクゼーションを感じられる設計となっています。
サウナ室には、石川県産のヒバ材をふんだんに使用。扉を開けると、清らかで芳醇な木の香りに包まれ、まるで森の中にいるかのような感覚に。身体がじんわりと芯から温まり、ゆっくりとほぐれていきます。
そしてもう一つの主役が、「康美青」の錆石を使った石風呂です。重厚で滑らかな石肌が湯を柔らかく包み込み、身体をじっくり温めてくれます。鉱物的な質感と大地の熱を感じるような、力強くも静かな温浴体験が味わえます。温浴のあとは、滝ヶ原の地下水を贅沢に使った大きなドカンの水風呂へ。森の音を聞きながら肌に触れる水の冷たさは、自然と身体が対話しているような感覚をもたらします。
そして、サウナの最後に待つのは、鞍掛山を正面に望むウッドデッキでの外気浴。風の音、鳥の声、空の広さ。日常のざわめきから切り離されたこの空間で、深い呼吸と静けさが心を整えてくれます。
室内や動線の細部には、サウナ愛好家の視点と建築的な美しさが融合。自然の中に佇む、”空間の力”を引き出す設計が、滞在そのものを特別な体験に変えてくれます。
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